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「オレはかの大魔術師リディヴィーヌの二番弟子にして、最低最悪の怠惰と自惚れを極めたと噂される魔術師――ベルトランだ」 大陸を戦渦に陥れた魔女アリギエイヌスの死から月日が経ち、魔女の信奉者が姿を消して平穏を取り戻した時代。 鋼花の国の王都にて、目的を失い自堕落な日々を過ごしていた魔術師ベルトランの前に魔獣討伐の依頼が飛び込んでくる。 金のためにと重い腰を上げるベルトランと、ある事情からその依頼に同行することとなった騎士見習いの少女フェリス。 しかし、その依頼はただの魔獣討伐に留まることはなく――再び、大陸に混沌をもたらそうと動き出す魔女の信奉者たちの気配があった。 三番弟子であるフォルトゥナの裏切り、ベルトランに課せられた残りわずかな寿命、そして魔女の復活を目論む曲者揃いの信奉者たちとの対決。 対象に流れる時間を遅らせる魔術〈遅延〉を得意とする皮肉たっぷりの魔術師ベルトランが紡ぐ、遅延特化の異世界バトルファンタジー。 カクヨムにも投稿しています。
★角川ビーンズ文庫さまより2022/06/01発売予定★ 今まで数多くの優秀な魔術師を輩出してきた名門スチュワート家に生まれたメラニー。 しかし、彼女は家族の中で唯一魔力の少ない、落ちこぼれだった。 人見知りの性格もあって、いつも屋敷の書庫に篭っているようなメラニーに、婚約者であるジュリアンは一方的に婚約破棄を申しつける。 しかもジュリアンの新しい婚約者は、メラニーの親友のエミリアだった。 ショックを受けて、ますます屋敷に引き篭もるメラニーだったが、叔父で魔術学校の教授であるダリウスに助手として働かないかと誘われる。 そこで発揮されたメラニーの才能。 「メ、メラニー? もしかして、君、古代語が読めるのかい?」 メラニーが古代魔術を復元させて作った薬品を見て、ダリウスは驚愕する。 そして国一番の宮廷魔術師であるクインも偶然その場に居合わせ、異形の才能を持ったメラニーを弟子に誘うのだった。