あらすじ
前世で愛読していたファンタジー小説の世界に転生した主人公。しかし、目を覚ました場所は主人公のポジションではなく、物語の数百年前には死んでいるはずの『伝説の剣聖カイル』の石棺の中だった !
剣聖としてのバグった身体能力を手に入れた彼だったが、本当に憧れていたのは「霧の中からふと現れて推しキャラを救う、ミステリアスな強キャラ魔術師」 。
意気揚々と魔力測定に挑むも、結果は無情にも最低ラインの【Fランク】 。魔術の才能は文字通りスッカラカンだった 。
それでも夢を諦めきれない彼は、遺物『幻影の指輪』を使って「風が吹けば倒れそうな儚げな銀髪の美青年・カイン」に姿を変え 、素性を隠して王都の魔術学園へ入学することに 。
しかし、剣聖の肉体は隠しきれない。
杖を買おうとすれば力余って粉砕し 、実戦練習と称して潜ったダンジョンでは、初級魔術すら不発 。襲いくる魔物たちを「反射的な杖の打撃」で次々とワンパンしてしまう 。あげくの果てには、推奨レベル外の階層ボスすらも、杖を物理的に突き刺して爆散させてしまう始末 !
本人は「豆粒サイズの火の玉が出た!」と大喜びしているだけなのに 、周囲の貴族やエリート生徒たちは「圧倒的な魔力圧を放つ、謎に包まれた天才魔術師」として盛大に勘違いを加速させていき——!?
魔術を極めたカインは推しを救うことができるのか
コメディ×シリアスな無双物語