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本作は『初詣で、変なのを拾った』に続く、 中村君シリーズ第5作です。 仕事終わり、 中村は白石さんと桃花に誘われて、新しくできたカフェへ向かう。 悪くない夜になるはずだった。 当たりの焼き菓子も引いた。 会話も、少しずつやわらかくなっていた。 なのに、なぜか空気だけがちょっとずつズレていく。 静かに食べたかっただけなのに、 “いい感じ”ばかりを食っていく、黒い影がいた。 少し不思議で、少しもどかしくて、 最後にちゃんと届く、中村君シリーズ第5作です。