あらすじ
ある企業が開発したVRシステムは様々な機器の遠隔操作方法として利用されていた。その一つとして、月面上のローバーをVRシステムで操作するという試みがあり、一般にも公開して体験させることにした。その体験会で、一人の女子高生の行った操作があり得ない挙動をしていた。少女は月・地球間で2.6秒のタイムラグあるにもかかわらずタイムラグを感じさせないスムーズな操作を行っていた。
このVRシステムのテストに参加した遠野秀次は、単なるVRシステムのテスト要員だと告げられていたがそれだけではないものも感じていた。