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娼婦令嬢シャルル。彼女には夢も希望もない。 与えられた唯一つの道 ――それは「偽の聖女になること」だった。 祈りを武器に、嘘を奇跡で塗り固める。 宗教と権力が支配する国で、正しさは何よりも脆い。 それでも彼女が手放さなかったのは、たった一つの恋。 無能と嘲られる王子――シャルルだけが、彼の優しさと“情熱”を知っている。 偽りが暴かれた瞬間、彼女は聖女ではなく「異端」として処刑される。 それでも、シャルルは恋を選ぶ。 処刑台の上で、微笑みながら。 ※たまに手描きイラストがつきます。