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残業帰りの夜の駅。 人気のない長い階段ですれ違ったのは、夜には似つかわしくないほど綺麗な服を着た、小さな女の子だった。 違和感はあった。 けれど気のせいだと思い、そのまま駅を出た――そのはずだった。 雨の中、傘を開いた瞬間、耳元で囁かれた湿った声は…… 静かな夜に忍び寄る、小さな怪異の物語。