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王都貴族学園の大舞踏会。乾杯の直後、エリゼは元婚約者アルノルトに公衆の面前で婚約破棄を宣言される。しかし彼女は怒らなかった。泣かなかった。数週間前から、この夜の輪郭は見えていた。一枚の封蝋の、たった八度の誤差——それだけで、準備は始まっていた。礼法と証拠が、静かに世界を正していく。
「ハハシス シキュウ カエレ ハハヨリ」 母の訃報電報で帰郷したカイル。 帰宅した王都で待っていたものとは?