あらすじ
秘め事をのぞいた純真な皇女が、二人の執着に翻弄される――。
蓮耀国の皇女・愛璃は、宮廷の奥深くで“禁断”を目撃する。
皇太子で琉克と、舞神と称される想い人・白蓮が絡み合う姿を――。
混乱する愛璃。
しかし、琉克に抱かれていたはずの白蓮は、そのままの指先で、今度は愛璃を求めてきた。
「信じてもらえないだろうか。僕は、愛璃を愛していると……」
戸惑いのまま結ばれた翌朝、再び琉克が姿を現し、静かに告げる。
「可愛い妹へ、琉克からの贈り物だよ」
白蓮は、最初から愛璃のために調教され、愛し方までも教え込まれていた。
すべては琉克が作り上げた“箱庭”の出来事なのか。
それとも――この歪んだ愛の先に、別の真実が隠されているのか。
歪んだ愛に囚われ、箱庭の中でもがく皇女の物語。