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母の遺した懐中時計は、時を戻せる不思議な力を持っていた。「後悔しないように」。中学生の少女・夜風小雪は、その言葉の意味を知らぬまま、冬の街を生きていた。 親友・真夜の家族が事故で亡くなった日、小雪はその時計を使う。 時間は本当に巻き戻った。 けれど、どんなに繰り返しても、運命は変わらない。 嘘を重ね、孤独を抱えて、それでも彼女は手を離せなかった。 いくつもの時間を越え、小雪は「もう何も失わない」ために、最後の時を始める。 雪と後悔、そして小さな祈りがめぐる―― 静かで痛切な、タイムリープ×青春小説。