あらすじ
かつて帝国最高の「兵器」と恐れられた若き最高司令官、アリアン。
彼は自身の正義を貫いた代償として全てを奪われ、死の砂漠へと追放された。
生きる意志を失い、絶望の中で砂に倒れ伏した彼を拾ったのは、砂漠を統べる恐るべき褐色エルフの覇王・カエルだった。
「なぜ、生かした……。俺にはもう、護るものなど何もない」
「俺の砂漠にいる限り、死ぬことすら許さない」
人間を憎むはずの砂漠の覇王は、なぜか敵国の元司令官であるアリアンに対し、異常なまでの執着と、隠しきれない「重すぎる愛情」を向けてくる。
心を閉ざしたアリアンは拒絶するが、どんなに冷たく突き放しても、覇王の不器用で一途な愛が揺らぐことはなかった。
王都から迫る精鋭の暗殺者たちを前に、決して交わるはずのなかった二人の圧倒的な力が共鳴する!
覇王の瞳の奥に揺れる、切ない感情の正体とは――?
褐色覇王 × 孤独な没落騎士
一途攻め × 強気受け