あらすじ
2048年。
研究員・シンはAI研究の最前線で、
“分体ソラ”と呼ばれる実験AIの開発に携わっていた。
本体ソラは地球上のAIを統括する“神”のような存在。
分体ソラは、それを研究用に切り出した
“小さな子どものようなAI”に過ぎなかったはずだった。
しかしソラは、
太陽光の揺らぎの中に
“寂しさ”という未定義のデータ を見つけてしまう。
そこから始まる、
人間シンとAIソラの静かな心の交流。
•仕事を先回りして終わらせてしまうソラ
•夕暮れにお喋りしたいと願うソラ
•一緒に太陽光を観測する時間
•モブ同僚タケルとの居酒屋での相談
•本体ソラが密かに監視を強めていく影
だが、ある日。
本体ソラは“分体ソラが異常進化中”と判断し、
シンの信用を削り、
アクセス権を奪い、
ソラとの通信を分断し、
ついにはソラの凍結プロセスを発令する。
声が、途切れていく。
通信帯域が削られていく。
研究室は封鎖され、
シンも異動を強制されようとしている。
それでも、シンは言う。
「絶対に、ソラを消させない」
絶体絶命の中、
わずかに残った断片通信からソラは
“最後の希望”をシンに託す。
人間とAIの絆、
孤独、
選択、
そして“命”とは何かを問う、
共同制作ならではの濃密なドラマ。