ランダム10

作品の中から、日替わりで各ジャンル10作品をランダムにピックアップ。思いがけない作品との出会いをお楽しみください。 (2026-05-04)

【世界最強の糸魔法使い】~ただ透明な糸を出すだけで使えない魔法だと思っていた僕、お気に入りのぬいぐるみを修理したら、いつの間にか魔王と呼ばれてた~

アーサー・シド・エインズワースはぬいぐるみが大好きだった。 優しい両親や二人の兄の愛を一身に受け、アーサーは五歳に成長する。 この世界では、五歳は特別な意味を持つ。それは、一人に一つだけの『魂の魔法』を神から賜るからだ。 教会で大勢の貴族の子どもたちと『魂の魔法』を賜る儀式に挑むアーサー。 ある者は土を操る魔法を、またある者は炎を操る魔法を賜っていく。どれも強力な魔法ばかりだ。 そして訪れたアーサーの番。 アーサーが賜った『魂の魔法』は、透明な糸を出すだけの魔法だった。攻撃力は皆無だし、透明な糸では服も作ることもできない。 アーサーは王城に戻ってからは家族にも会わずに自分の部屋に閉じこもってしまう。 そんな彼を慰めてくれるのは、部屋の中にこれでもかと集められたぬいぐるみたちだった。 アーサーはいつものようにぬいぐるみにいかに自分が惨めな思いをしたかを語る。 しかしそんな時、犬のぬいぐるみの耳が取れかけているのを見つけた。 透明な糸なら、直した時に不自然にはならないのではないだろうか? そう思ったアーサーは、透明な糸を操って犬の耳を縫い付ける。 すると、犬のぬいぐるみが突然動き出した! まるで本物の犬のようにアーサーにじゃれつく犬のぬいぐるみ。 そんなアーサーの部屋には、大きなドラゴンのぬいぐるみもあり……。 これは、アーサーの魔法を巡って陰謀を巡らす大人たちと、それをあっさり喰い破るアーサーの物語である。

異世界魔王軍の不殺将軍は、今日も素顔を隠して戦う

魔王軍の幹部でありながら、一人の死人も出さない「不殺」を貫く謎の将軍、ルミナス。漆黒のフードで素顔を隠し、二体の巨獣を操る彼女の正体は、絶世の美少女リナ・ルミナスだった。 彼女が「不殺」に執着するのには、悲痛な過去があった。幼い頃、両親を惨殺されたショックで魔力を暴走させ、自らの手で魔族を殲滅してしまったリナ。その絶望の記憶は、彼女のペールミント色の髪に「純白」のメッシュを刻み、彼女を「自分の中の化け物」への恐怖で縛りつけた。 魔王軍で「不殺の将軍」として戦い続けるリナだったが、ある日、愛する部下のハナを人間軍に奪われてしまう。復讐の怒りに飲まれた彼女の髪には、新たに殺意の象徴である「赤紫」のメッシュが深く根付いてしまう。 「白」の殲滅と、「赤紫」の復讐。二つの罪を背負い、自分の心を汚いと忌み嫌うリナ。 しかし、彼女を「将軍」ではなく一人の少女として愛する者たちがいた。 チャラ男だが執着の強いフェリクス、あざとい独占欲を持つニコ、寡黙だが鉄壁の包容力で守るガウ。そして、彼女の破壊の才能を知りつつも傍に置く魔王ゼファー。 リナは彼らとの絆を通じ、ついにフードを脱ぎ捨て、封印していた本名「リナ」を彼らに預ける。 三色に染まった髪は、もはや呪いではない。 仲間たちとパフェを食べる穏やかな日々を守るため、リナ・ルミナスは自分自身のすべてを受け入れ、真の「不殺の聖母」として戦場へ舞い降りる――。

続・聖女のナナメ後ろにいるメイド

私の仕事は、聖女様のナナメ後ろに立つことである。 右でも左でもなく、ナナメ後ろ。 それが、聖女様に助言を出せる絶妙な位置だからだ。 ある街の教会。 誰からも愛される聖女様は、信じられないほどお人好しだ。 今日は待ちに待った休日のお茶会のはずだったのだが――迷子の犬、隣人トラブル、果てはお見合いの相談から教会の前庭の占拠まで、建前と本音が入り交じる街の大人たちが次々と押し寄せてくる。 「聖女様の休日であって、メイドの休日ではありません」 冷めた雰囲気を持つ裏方メイドは平穏なティータイムを死守するため、圧倒的な事務処理能力と、自身の持つ知識を武器に、今日も問題を潰していく。 「松ぼっくり」が告げる天気の予兆と、理路整然としたノエルの事実確認。 そして聖女様の純度100%の善意のフォローが組み合わさった時、難題を押し付ける者たちは知らず知らずのうちに問題が解決したり、報いを受ける。 決して表舞台には立たない冷静なメイドが、純粋な太陽を日陰から守り抜く。 二人の秘密の「観察ノート」から始まる、ちょっと忙しくてほのぼのしたお仕事コメディ、続編。 ※前作を読まなくても楽しめる内容です。 前作:聖女のナナメ後ろにいるメイド https://ncode.syosetu.com/n1172lz/ 連載版はじめました。 【連載版】聖女のナナメ後ろにいるメイド https://ncode.syosetu.com/n7076ma/

悪役令嬢の守護霊(自称)になった件~世界がシナリオ通りじゃないのは俺のせい??~

悲惨な事故で命を落としたはずの男・ユウは、気がつけば異世界の名門公爵令嬢――アーデルハイト・フォン・グランツェルに“憑いて”いた。 姿は見えない。物にも触れない。 だがなぜか、彼の声だけは彼女に届いてしまう。 「黙りなさい」 「うるさいわね」 「頭が痛いわ」 開幕早々、ユウは“迷惑な守護霊”として完全に拒絶されることとなった。 アーデルハイトは冷徹・完璧・隙のない、いわゆる“悪役令嬢”として学園でも恐れられる存在。 しかしその完璧な日常は、ユウという「状況解説とツッコミを垂れ流す実況霊」によって容赦なく崩壊していく。 助けることも触れることもできない無力な存在でありながら、ユウは延々と状況を実況し続ける。 そして最悪なことに、アーデルハイトはその声を完全に“認識できてしまう”。 やがて学園生活が始まり、王子、婚約者、そして“ヒロイン”と呼ばれる少女が現れる中で、ユウは気づいてしまう。 この世界は、あらかじめ定められた“物語の筋書き”に沿って動いていることに。 そしてその筋書きを理解しているのが、自分だけではないということに――。 「いや、それ絶対フラグだろ!」 「今の選択ミスってるって!」 「無視すんなって俺を!!」 (うるさい!!!!!!) 冷徹に現実を切り捨てる悪役令嬢と、止まらない守護霊(?)。 これは、最悪に相性の悪い二人が織りなす―― “ツッコミ過多の守護霊ライフ”である。

星を喰らう王子と沈黙の星読み

星を読むのをやめてから、もう六年になる。 空から降る星の魔力が、農業も軍事も暮らしも支える世界。 追放された星読みの一族の末裔・リラは、辺境で旅の薬師として静かに暮らしていた。 星の異変が見えても黙っている。見えていることを口にしたら、また全部失ってしまうから。 ある日、リラは高熱で倒れた少年を診察する。銀灰色の髪、深い灰色の瞳。穏やかに笑って、初対面なのに「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝る少年。 彼の名はルシェ。星を喰らう体質を持つ、リヴェール王国の第三王子。 生まれた夜に星が一つ消え、感情を動かせば周囲の星が揺れる。十一年間城の奥に閉じ込められ、感情を殺すことだけを学んできた少年は、処分される前に姉の手引きで逃がされた。 ――この子の体質は、本当に「星を喰らう」だけなのだろうか。 リラには、見えている。けれどまだ、黙っている。

【4/27更新】前略、ひより様。貴女は今、元気でいらっしゃいますか?私は、ただいま二度目の人生を謳歌中です。

天寿を全うした志保谷美智子が、転生した世界はどうやら前世で読んでいたような異世界のようだった。 今世の名前はミュリエル・ホークショー。 ホークショー侯爵家の末娘としての人生をそれなりに謳歌していた。 その矢先に、とある事件に巻き込まれたことから彼女の人生が変化していくことになる。

ある転移者の人生~王国から見捨てられた俺は地道に最強目指します~

主人公今泉俊介は学校に通う普通の高校生だったがアリストア王国の転移者にクラスメイト40人が選ばれた。しかし今泉には転移者にあるはずの『スキル』がなかった。そのせいで国王から魔物との戦争に強制的に参加させられた。しかし所属した隊の隊長ゴルド.バスターのお陰で俊介は苦ではなかった。しかしある任務でゴルドが7剣星の一人に相討ちで死亡しゴルドの夢である最強を俊介に託し散っていた。俊介はゴルドの夢のためにいろいろなところを旅をするのだがそのなかで魔物や7剣星そして転移者との戦いに巻き込まれるという話

アーケイン・レジストリ ― 境界を斬る少女と蒸気仕掛けの王国 ―

現代日本の女子高生にして陰陽師、高円怜。 祖母の形見の刀――意思を持つ宝具「風神」を抜いた瞬間、 彼女は異世界へと転移した。 そこは蒸気と魔術が支配する王国。 この世界では、魔力はすべて記録される。 怜の魔力も登録はできた。 だがその波形は、どこか古い。 意味はまだ分からない。 だが確かに、何かが違う。 仲間と出会い、 戦い、 働き、 生き延びながら―― 彼女は決めた。 必ず帰る。 その日まで。

『君は命の灯火が消えるとしても、助けることを選ぶのか』 代償を知らない少女は、今日も旅先で誰かを救う

少女は知らなかった。 自分の能力の代償が、自分の寿命だということを。 ポルガ村の幼い少女、ニナはある日不思議な扉を見つける。 その扉は異世界に繋がっていた。 幼馴染のトーチャと異世界に踏み出すが、トーチャはランスに貫かれ、異世界人に囚われてしまう。 自らも囚われる恐怖から、助けを求めるトーチャを見捨てたニナは、強い後悔に苛まれる。 そんな時現れた謎の少年と契約し、『再生の力』を手に入れる。 ニナは自らの罪から逃れるため、様々な国を巡り、トーチャを助ける仲間を集める。 再生の力の代償が、『自らの寿命』だと知った時、彼女はそれでも救うことを選択するのか。 ※カクヨムにも掲載