私が産んでない私の子 ~見知らぬ女が旦那の子を妊娠したと言ってきた~
不妊治療クリニックで働く水城詩織の前に、旦那である水城凌とセックスして子どもを妊娠したという女……菜々美が現れた。 しかし凌は重度乏精子症であり、自然妊娠はあり得ない。 「凌さんとしかセックスしていない」と言う菜々美と「仕事先で会ったかも知れない」という凌。 専門家として不自然さに気づきながらも、つわりが酷く行き場のない菜々美を無視できない詩織。 次々と現れる証拠と、証言。真実が見えないまま、三人はそれぞれの疑惑を抱え、奇妙な共同生活を始める。 その先に待っていたのは、白でも黒でもない、残酷な救済の物語。
