ランダム10

作品の中から、日替わりで各ジャンル10作品をランダムにピックアップ。思いがけない作品との出会いをお楽しみください。 (2026-03-20)

私が産んでない私の子 ~見知らぬ女が旦那の子を妊娠したと言ってきた~

不妊治療クリニックで働く水城詩織の前に、旦那である水城凌とセックスして子どもを妊娠したという女……菜々美が現れた。 しかし凌は重度乏精子症であり、自然妊娠はあり得ない。 「凌さんとしかセックスしていない」と言う菜々美と「仕事先で会ったかも知れない」という凌。 専門家として不自然さに気づきながらも、つわりが酷く行き場のない菜々美を無視できない詩織。 次々と現れる証拠と、証言。真実が見えないまま、三人はそれぞれの疑惑を抱え、奇妙な共同生活を始める。 その先に待っていたのは、白でも黒でもない、残酷な救済の物語。

震駭のゴット・シュヴェルツェン

【猟奇殺人『5』事件、そしてマフィアの『戦争』に挑む5日間の物語】  ドイツとチェコの国境近く──リュックザイテという名の街がある。  「裏」という意味のドイツ語だ。  銃とドラッグ、マフィアが牛耳る無法地帯である。  街は通称、ゴット・シュヴェルツェン(独「神を黒く汚す」)と呼ばれていた。  特殊部隊勤務のブラッドは、その日、恋人カンナと共に街を出ることになっていた。  しかし待ち合わせ場所にいた彼の元に、カンナの眼球が送られてくる。  誘拐や抗争に明け暮れるゴット・シュヴェルツェンでは、事件は決して珍しくはない。  今、街では『|5《フュンフ》』と呼ばれる誘拐・殺人事件が勃発していた。  五日の期間をかけて被害女性の目、指、爪、胸、そして心臓を切り取るという猟奇殺人事件だ。  カンナを救うため、ブラッドは独自の捜査を開始する。  時を同じくして『戦争』と呼ばれるマフィアの抗争も勃発していた。 【人物紹介】 ・ブラッド・ヴェルク【無垢な笑顔の強面特殊部隊隊員】    顔中傷だらけの特殊部隊員    恋人カンナを救うため猟奇殺人犯『5』と対決 ・降夜(コウヤ)【|フロムJAPANの爆弾野郎《ジャパニーズ・ボンバー》】    ゴット・シュヴェルツェンでボディーガード業を営む    元日本警察爆弾処理班 ・シルヴァー+クロイツ【ヨーロッパ最強の銃職人】    元脱走兵の銃職人。天才的な腕を持つ ・カンナ【夢見る女ラッパー】   ブラッドの恋人。『シリアルK』のラッパー ・ミサ・ゴルト・グレーバー【サイボーグ・マフィア】   街で勢力を二分するマフィア・ゴルト派の若きボス ・真霧(マギリ)【ゴット・シュヴェルツェンの小さな正義】   戦災孤児の少女   シルヴァー+クロイツに保護された ・ガーネット【どこまでも男運の悪い女刑事】   操作能力皆無の刑事   『5』フュンフ事件の指揮を執るが… ・レオ・ウッド【脱力系新人刑事】   やる気のない刑事   ガーネットにこき使われる ・K【シリアルK】   ブラッドの弟。『シリアルK』マスター ・ドクター|咲良《サクラ》【裏の悪徳美容整形医】   シリアルK常連客 ・ライム・ライト&レモン・ライト【裏の情報発信源】   双子の名物姉妹。シリアルKのウエイトレス   通称・ライト姉妹

小松椿の事件簿『車の街は、まだ答えを知らない』

愛知県警に、ひときわ異彩を放つ刑事がいる。事件現場でも「この出来事の“道理”は何か」と静かに思索を巡らせる女性刑事・小松椿。因果と執着を読み解くその捜査手法は、同僚から半ば呆れられていた。そんな彼女の相棒となったのが、暗い過去を背負い、他人と距離を置く若手刑事・仙田平太郎。正義を信じきれない彼は、次第に彼女の視点に引き寄せられていく。 二人が追うのは、一見すると些細なトラブルに端を発した不可解な殺人事件。しかし捜査を進めるにつれ、点と点は不気味な線で結ばれ、背後に巨大な悪意が浮かび上がる。それは企業の弱みを巧みに突く、前代未聞の連続企業脅迫事件の始まりだった。沈黙を守る被害者、巧妙に姿を隠す犯人、そして社会全体を巻き込む恐怖―― 「なぜ、脅迫されたのか。何に囚われているのか」 椿の問いは、事件だけでなく、仙太郎自身の過去にも向けられていく。道理を求める女性刑事と、闇を抱えた若い刑事。相反する二人が辿り着く真実は、正義か、救済か、それとも―― 社会を震撼させる事件の核心で、彼らは人間の欲と因果の深淵を覗くことになる。

特命機関夏目リサーチ

※夏目リサーチは、阿倍野元総理が現役時代に設立された会社で、警視庁テロ対策室準備室が出来る前に出来た。スーパーや百貨店の市場調査会社が、「隠密に」テロ組織を調査するのに適していると、副総監が判断し、公安のアシストとしてスタートした。 阿倍野元総理は、内閣調査室が「お飾り」でえることに危機感を覚えた結果、陸将と副総監に相談し、副総監の懐刀の1人であった夏目が市場調査会社の指揮を執ることになった。EITO発足前の事である。