【スピンオフ/青春編】消えたひょっとこと女の勘、あと正義とか
僕、能見鷹士何故かいつも探偵業を営む汐入悠希の無茶振りに巻き込まれてしまう。この間も猫探しやら知財のコンサルやらに巻き込まれたばかりだ。 そんな汐入と腐れ縁の始まりは高校生の時分に遡る。これはその高校時代のお話し。 梅屋敷さんが切り出す。 「ウチのガッコで事件が起きている。学内で2年の奴がたて続けに二人襲われた」 犯人を追いかけると、犯人は離れの平屋の校舎に逃げ込んだ。 「その離れの校舎で犯人が消えた」 「消えた?まさか、夢の国の偉大なマジシャンの様に目の前で煙になったわけではないんだろ?」 あ、汐入、ここでそんな冗談を言うんだね。梅屋敷さんは真面目に相談を持ちかけているのに。案の定、梅屋敷さんから 「そんなわけあるか!」 とガチのトーンで突っ込まれる。 「ああ、そうだな。状況を詳しく教えてくれ」 汐入は消えた犯人の謎に挑む。
